現在の日本では、キャリア・アンカー・テストは、就職前の未就労者に対して、職業適性テストとして、用いられている傾向が顕著であるが、主我の確立しかしていないクライエントとの心理的契約だけで、未だマネジリアル・キャリア・アンカー(客我)が形成されていない学徒にキャリア・アンカー・テストを実施して職業指導を行うことは、多くの第二新卒を創り出す大きな原因となっている。
正確なキャリア・カウンセリングを行うためには、リアリティ・ショック時、組織社会化時、中年の危機の三回の時期にキャリア・アンカー・テストを行い、それらの比較考量からキャリア・アンカーを同定することが必要である。
さらに、組織社会化の際に自分の目標(自分のキャリア・アンカー)と他人の目標(重要な他者のキャリア・アンカー)とのマッチング(キャリア・サバイバル・テスト)を、キャリア・ドメインの上で交えることが大変重要である。
作者(エドガー・シャイン)から直接に教示を受けた、筆者による正真正銘のキャリア・アンカー・テストとキャリア・サバイバル・テストの実施方法論である。
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尾川 丈一
慶應義塾大学社会学研究科で臨床心理を、
神戸大学経営学研究科で経営心理を学んだ
ハイブリットな組織開発の研究家。
その後アメリカに渡り、
ウイリアム・アランソン・ホワイト研究所で、経営精神分析を研鑽し(その際、エドガー・シャイン博士に師事)、
現在グランド・キャニオン大学教育学研究科で組織開発を学んでいる。